2010年01月22日

博多駅に“幻の新幹線”

 あまり知られていませんが、新幹線の線路などを点検する新幹線電気軌道総合試験車(愛称・ドクターイエロー)は、月に数回、JR博多駅のホームに停車します。熱心な鉄道ファンはもちろん、偶然出くわした子どもたちは大喜びなんです。

 新幹線700系がベースのドクターイエローは、黄色いアヒルような顔つきです。7両編成で最高時速270キロ、先頭車両に監視カメラを搭載しています。東京-博多間を1カ月に3往復し、架線や線路の状態などを点検する車両です。JR西日本と東海が1編成ずつ所有しているのです。

 ダイヤのすき間を縫って運行しているのですが、ホームでの混乱を避けるために出発や到着時間などは発表されていません。このため、走行する姿をなかなか見ることができない“幻の新幹線”となっているのです。

 そうはいっても、鉄道好きのマニアにとっては、常識なのでしょうか?私は初めて聞きましたけど・・・。



Posted by lot at 18:22