2010年03月24日

無料の地図情報誌 ゼンリンが発行へ

 ゼンリン(北九州市)は23日、地域の医療やショッピング、育児などの生活情報と同社が持つ詳細な地図データを融合させた無料の地図情報誌「mi‐ru‐to(みると)」を全国300地域(市、区)で発行すると発表した。6月、さいたま市浦和区など3地域で第1弾を配布。2012年度までに各地域で年1回の発行を予定している。九州での発行時期は未定。

 「みると」はA4判で原則80ページ。対象地域の住居に可能な範囲で全戸配布する。パソコン、携帯電話向けのインターネット関連サイトも同時に開設。地域ごとに、地図情報誌と連動した情報を提供し、広告主となる店舗や利用者が相互に情報を発信できる機能も備える。

 情報は電子書籍の形でも用意。いずれも利用者は無料で活用できる。「収益源となる広告は全体の15-20%程度にとどめ、詳細な地図情報に充実した生活情報を盛り込む」(IR・広報部)という。13年3月期までに売上高50億円を見込む。




[西日本新聞ニュース]より



 ゼンリンといえば住宅地図でおなじみですが、この無料地図はどのくらいの縮尺なのでしょうか?細かい地図でしたら利用価値はあるかもしれませんが、地図もネットで見る時代ですから、大都市や観光地などでの無料配布は効果的かもしれませんね。



Posted by lot at 16:02