2009年03月31日

ソニー、来春の大卒採用を半減 

 ソニーは31日、平成22年春に入社する大卒の採用者数を前年比48%減の280人とする計画を明らかにした。世界同時不況で業績が大幅に悪化しており「会社を取り巻く環境が変化し、採用を厳選する」と説明している。

 日立製作所や東芝、NECなど電機各社も22年春入社の採用数を絞り込んでいる。

 採用数の内訳は、技術系が200人、事務系が80人。21年度に300人だった経験者の採用は、当面は凍結するという。

 ソニーは薄型テレビなどエレクトロニクス事業が不振に陥り、21年3月期の連結決算で2600億円の営業赤字に陥る見通し。国内外で1万6000人以上の従業員を削減する計画を打ち出している。

[産経新聞ニュース]より

採用を抑制するというのは、この業績が悪化している時期にはある意味当然といえます。しかし、地方の中小企業が、目先の業績にとらわれて、少人数で何とか切り抜けるというのと訳が違います。ソニーほどの大企業が、将来を見据えて採用を控えるというのなら、この不景気の底の深さが相当なものだと感じざるを得ません。

ETC


Posted by lot at 16:44