2010年02月12日

飲酒元警官に実刑 

 北九州市で昨年6月、飲酒運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた福岡県警小倉北署の元警部補、矢鳴秀美被告(56)=懲戒免職=の判決公判が12日、福岡地裁小倉支部であり、重富朗裁判長は「飲酒運転を取り締まる側である警察官の犯行は、厳しく非難されなければならない」として求刑通り懲役6月を言い渡した。

 判決理由で重富裁判長は「犯行当時、水やジュースを飲んで証拠隠滅を図るなど犯行は悪質」と指摘。「具体的な根拠もないのに飲酒検知器が不良な上、検知手続きが不当であるなどと主張しており、反省のかけらも認められない。償わせる必要があり、実刑に処するのはやむを得ない」とした。弁護側は控訴する方針。

 判決によると、矢鳴被告は昨年6月16日午後5時前、同市若松区の県道で、呼気1リットル当たり0.45ミリグラムのアルコール分を含む酒気を帯びて乗用車を運転した。



[西日本新聞ニュース]より


 まったく警察官としてあるまじき行為ですね。凶悪犯罪でないことがせめてもの救いです。弁護側の控訴の理由が知りたいところですが、何か言い訳でもあるのでしょうか?



Posted by lot at 16:18